2018-01-01から1年間の記事一覧
時間に愛情を注ぐ。時間を丁寧に使う。時間を精密に使う。時間を粗野に使わない。乱暴に時間を使えば、時間も乱暴を返却してくる。あたかも骨董品のように時間に接する。繊細かつ正確に時間を扱う。時間を使うなんて傲慢な言い方で、時間をありがたく使わせ…
「何をしているの?」というから「考えている」と返すと、「何を考えているのか?」とまた質問されるが、このような問いを持つものは、そもそも考えるということの意味がよく分かっていないものと思われる。思考する習慣もないからこういう。しかし、疑いな…
なにも期待しないで欲しい。なんでもないんだから。具体的に生きるなんてことは到底無理だ。空想の羽根だけが飛翔する。これでは役にたたぬ。わたしがわたしの穴を掘りその中に入り込んでいては自滅するのが関の山。夜の住人から昼の住人になろうと血の努力…
目の前に壁がある。どんな壁か正体は知らぬが、壁があることだけは揺るぎない事実である。この壁のために私は自由を制限されている。壁は、私が育つように育っていった。謂わば私の子供ともいえる。ときに壁の方からこちらにメッセージを送る。メッセージに…
魂は家族単位の中で循環し、トレードオフの関係にあるらしい。つまり、家族の総量は一定であるが、ときに一人に魂の量が集中することがある(必ずしも家族全体のバランスが保たれている訳ではない)。残された家族の魂はあたかも何者かに抜き取られたかのよう…
真面目に一生懸命にやっているが、それが無意味になる可能性がある。仕事は世の趨勢によって価値を変えるから。時代の空気に適応する努力は必要不可欠である。環境が悪くなれば、悪いなりに適応することが、時には有効になる。悲観しても仕方がない。そうな…
言葉ほど不思議なものはない。言葉と身体は接触している。境界線は見出せない。吸収するというよりは、既に身体に内包されている言葉!言葉以外の言葉は無数にあるが、その一つに立ち居振る舞いがある。仕草は言葉に匹敵する。言葉に駆られて希望を捕まえる…
人は重力に逆行するような現象に驚愕する。
人間の指した将譜と人工知能の将譜との違いは、前者が音楽であるのに対し、後者は雑音であること。
たとえ空間時間や地位が一致しても充分ではない。「こころ」と「こころ」の繊細な一致がなくては恋人同士にはなり得ない。古きものの「こころ」に共鳴する「こころ」がある。「こころ」は時空を超えて満たされる。「こころ」は同じような「こころ」には磁石…
点を大きくすることに意味はない。他者という名の点を発見することに意味がある。だだし、この他者の点からは、次の新たな他者へと跳躍の連続でなければならない。理解不可能なものこそ他者であるから、他者から他者への道は、不可能から不可能への道と同様…
そう!あなたのことです。
問われるまで、問題は発生しない!問いが問題を明らかにする。問題と問いとは繋がっている。問題の一部は問いに含まれる。難問を解決するヒントは、まず問いの仕方を明確にすることである。その難問にふさわしい問いかけをしなくてはならない。だが問いかけ…
人間と人間の間に問題があって、それが二者の距離を隔てているならば、その問題の解決策を提示することで、距離を縮めることができる。
学びとは、積み重ねるのではなく、自己の根本法則を、その都度変換することである。根本法則とは、それを原因として自己を動かしているものである。
計算すればするほど、人生は味気なくなる。計算は機械に任せて、我々はもっと心を使うようにしよう!計算からもっとも遠いものが人間の本質であるに違いない。
AIは、冷たく固定した問題は解くことができるかもしれないが、温かく動く問題に対してはお手上げだ。
一秒一秒の丁寧な生が、まさに作品である。
没頭とは真に生きている状態で、無意識への没入である。時間的なるものは消滅し、生の世界が大きくなる。意識の過剰は合理的にみえるが、人間の魂が熟していない時間を生きているので、不自然な心の動きが生じる。つまり、心的に豊かではないということ。人…
人生には穴がある。それは克服されるべき困難だ。
難しい病気は、難しい治療法でしか治らない。一般的な問題を、一般的な方法で解決するのと異なる。難問は易しい方法では解決できない。特殊で複雑な問いかけにより、はじめて新たな問題が浮上する(それまでは隠されている!)。安易な問いかけでは問題も安易…
知恵と勇気と実行が、ひとつであることが、知恵に含まれている。
納得された必要は、当人を必ず動かす。
読まないとは罪である。
人生は全体として、まとめなければならない。
zxcvbnm1972のブログ
思わぬ言葉が何かの手違いで、ひょいと我が口から空中に洩れてしまった。一度発せられた言葉は取り返しがつかないという原則を破り、空中に漂う汚い言葉を、我が両手で捕まえ口の中に放り込んだ。「お前は世間に晒される性質の代物ではない」。言葉は「ぎゃ…
都会から遠く離れた田舎の街に、美人だけに入居が許される、美人限定なるマンションがあった。批判諸々あったが、できてしまったものは仕方がない。で、その隣にこれまたどうしたことか、美男だけに入居が許された同じような、まさに瓜ふたつといってもいい…
ある日突然、私は逮捕された。「何か悪いことをしましたか?法に触れるような悪事をした覚えはありませんが…」「確かに、おっしゃる通り貴方は法律違反をしていません」「なのに逮捕なんですか?」「そうです。逮捕です。未来の法律による違反による遡及逮捕…
昨日のあなたの調子の悪さと、今日の調子の良さは一心同体です。繋がっているのです!つまり、昨日の調子の悪さがなければ、今日の調子の良さはなかった。