スマホを散歩させる

スマホを散歩させる。連れていかないと怒りだす。それも空中を優雅に歩きたいと主張する。いいんだ。お前の方が偉いし、色々教えれてくれて、大いに助かっているのだから。見捨てられないために自由に散歩させる。思う存分、気のすむまで宙を舞うがいい。わたしはお前の奴隷なのだ。どちらが散歩をしているのか?ふとわたしの方が散歩に駆りだされているかのような錯覚に陥る。でもそんなことは些細なこと。どうでも良いことだ。只々、散歩しているお前は美しい!