目利きは得する

目利きになれば、人よりも一歩二歩先を歩くことができる。価値を独力で判断できれば、得をする。優れたものを優れたものと判断できればいい。皆がいいと評価していても、自分がそれに対して価値がないと判断するならば、その判断を信用するだけの勇気がいる。大抵は、他人の評価で価値を確かめ、自分の判断を信頼しない。格付けを信用することは、判断をしていないに等しい。価値の判断をするには自分自身の価値を高めなくてはならない。本物を見つけるには、まず自分自身が本物になる必要がある。どんな悪人でも高価なブランドを身に付けることができる。ブランドに眼を奪われ、悪人の評価ができなければ痛い目にあうだろう。